最後のご挨拶・・

グラウンドとスカイツリー

タイトルにも書きましたが、この更新をもって、このブログを終了させて頂くことになりました。

これまで大変お世話になりました。

ブログを辞める理由ですが、このブログをマメに更新する時間を確保することがどうにも難しくなってきたということが最大の理由です。

また加えて、断酒、仕事ともにお陰様で順調に継続出来ており、逆に言えば平穏な日々が続く中で、ブログのネタになるようなものもなくなってきたということも言えると思います。

断酒継続の日数ですが、今日時点で1,192日となりました。

思い返せば、このブログを開始したのが2015年2月14日でした。

今から3年半ほど前のことで、当時はちょうど初めての断酒を開始して約3か月が経過した頃でした。

その後スリップも経験し、断酒・仕事ともになかなかうまく行かなず、精神的に落ち込んだ時期もありましたが、そうした頃に、このブログに随分と救われたようにも思います。

そして、このブログを辞めるにあたって、少々心苦しいのが、「吉原物語」についてです。

2011年の9月から約1年半ほど、吉原のソープランドのボーイとして働いていた日々を、自分への戒めも含めて記事にしていこうと思っていたのですが、こちらが中途半端なままで終わったしまうことが少し残念でもあります。

何年後になるかわかりませんが、もしまたブログを再開することがあれば、この記事の続きも書いていければと思っています。

最後に、このブログを辞めるにあたって、この最後の記事を読んで下さっている方々に、私から伝えたいことを書かせて頂きます。

これは、本当に自分がこれまでの人生を通して感じたことです。

それは

人生は何度でもやり直せる!

人生をやり直すのに遅すぎることなんかない!!

酒を止めることで人生が変わる!!!

酒を止めることで本当の自分自身の人生がスタートする!!!!

皆さん、一度しかない自分自身の人生を是非悔いなく生きて下さい。

これまで本当にありがとうございました。

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あの頃を忘れない(2)・・

真下からのオブジェ

最近、このブログの過去の記事を見返す機会が増えました。

それは断酒3年が過ぎて、徐々に酒を飲まない生活が当たり前になってくる中で、それでもふとした時に頭をよぎる酒に対する思いに対して、万が一酒を飲んでしまったら、昔の自分にすぐに逆戻りし、今の生活も何もかも全て崩壊してしまうということを忘れないようにしないといけないという思いからです。

酒を飲まない日々を続けることさえ出来れば、そこから人は変われる。

以前、このような記事を書きました。

これまで20以上の職を転々とし、そのほとんどが半年程度しか続かない。

そして辞める理由も毎回似たりよったりです。

半年程仕事を続けていると、何か生活全般がどうもマンネリ気味になってやる気が出なくなってくる。

日々の酒量も増え翌日に酒が残るようになり、朝起きるのが辛くて仕方がない。

とうとう朝起きれなくなり、仮病を使って仕事を休む。

仮病による欠勤3日目くらいに、職場に連絡を入れることすら怖くて出来なくなる。

結果、携帯の電源を切って無断欠勤、そのまま職場からフェイドアウト・・

こうした、どうしようもない生活を20年以上続けてきました。

今回ブログを始めたことで、こうして過去のことを振り返る機会が増えたのですが、改めて自分の救いようの無いどうしようもなさにあきれ果ててしまいます。

一方で私は非常に虫がいいというか都合がいいというか、調子のいいところのある人間です。

こうした過去の散々な行いにも関わらず、少し状況が好転したりすると、もう何というか「自分は完璧な人間に生まれ変わった」というような気持ちに支配され、全能感というか「やはり自分は素晴らしい人生を歩むべきなんだ」と勝手に思い込むようなところもあったりします。

ただ人はそう簡単に変われるものでもありません。

結局いつものように半年程度で仕事を逃げるように辞めることになって初めて「結局何も変わっていない自分」に改めて気づき、バカみたいに落ち込み、再び酒に溺れる。

「酒を飲んでいるか、寝ているか」という生活に逆戻りです。

起きている間は常にアルコールを取り続けているような生活にです。

ボーっとした頭で「仕事を逃げるように辞めてしまった」こと、こうした今更考えてもどうしようもないことを延々と考え続け自己嫌悪に浸ります。

この頃になると「酒に侵された頭で、ひとり自己嫌悪に浸る」という行為が何か逆に心地よく感じてきたりもしています。

少ない有り金が続く限り、こうした無為な日々を過ごします。

そして

「こんなどうしようも無い人生続けていてもしようがない、死んだほうがマシだよな・・」

と思うに至ります。

ただし、実際に自分で命を絶つほどの勇気も度胸もありません。

生きる気力も湧いてこないが、かといって死ぬ勇気もない。

結果、悶々としたまま酒まみれの日々が続きます。

そしてとうとう手持ちの金が底を尽く。

本当に、全く一銭もなくなります。

ブラックリストに載っているためカードは持っておらず、借金も出来ません。

本当に腹が減って死にそうになる。

タバコも当然シケモクです。

ここまで来てようやく、本当にようやく次の仕事を探し始めます。

日払い可能な仕事を何とか見つけてきます。

当然ながら大した給料ではありません。

そして、また一番下っ端の立場から徐々に仕事を覚えていきます。

半年ほど仕事を続けていく中で、徐々に職場のマンネリ感に支配されるようになります。

結果、いつもと同じパターンで職場から逃げるように辞めてしまう。

そして、また酒に溺れる日々・・・

こうしたバカの無限ループを延々と繰り返してきました。

改めてこうして振り返ってみると、今普通に生きていられているのが本当に不思議なくらいです。

ただ、今後更に歳をとっていくと今以上に仕事も見つけにくくなりますし、そうした意味では例えば10年後にちゃんと生きていられているかどうか、自分でも正直よくわかりません。

どの仕事でも半年程度しか続かない大きな理由として

1)仕事に対する飽きというか、マンネリ感というか、そうしたものが自分の中でどんどん大きくなっていってしまう。

2)そしてその結果、仕事を続けていくことに対する虚無感のようなものに支配されてしまう。

この2つに加え、もう1つあまりにも単純でバカな理由があります。

それは、半年ほど仕事を続けていると、ほんの少しではありますが、手持ちの金に余裕が出来るということです。

今の手持ち金額を頭の中で計算し「これでいつ仕事を辞めても、1ヵ月くらいは酒浸りの生活が送れる」と、心の何処かで皮算用を始める自分がいます。

仕事上で少しでもストレスを抱え始めると、すぐに何もかも放り投げての酒浸り生活に憧れる。

まさにアルコール依存症の典型です。

これまでの半年周期のバカの無限ループを改めて振り返ってみた中で自分なりに感じること。

まずは何よりも「自分が途方もないクズ人間である」ということ。

そして、それ以外にもいくつかあります。

まず1つ目は「自意識が過剰すぎる」ということ。

前回記事でも書きましたが、深酒による「顔のむくみ」というのを異常なまでに気にしています。

確かに自分は普通の人よりも顔がむくみやすいタイプだとは思います。

ですがそうは言っても、「おっさんの顔が少しむくんでいるかどうか」ということに他人はほとんど関心はないというのが実際でしょう。

ただ、この「顔のむくみ」は今も非常に気になる点で、現在も連日の無為な生活の中で顔がむくんでいて、正直人にあまり会いたくありません。

続いて2つ目です。

「ひとり酒を飲むことで、自分の中で作り上げた恐怖がどんどん大きくなってしまっている」ということ。

仕事を休んで昼から酒を飲むことで、罪悪感、自己嫌悪、バツの悪さ等々、内面で色々な負の感情がどんどん醸成されていきます。

職場の人が自分をどう思っているのかということについても勝手に妄想が広がっていきます。

「昨日はあんなに元気そうだったのに、突然休むというのは仮病じゃないの?」

と思われているんじゃないか・・

また仮に、翌日職場に復帰したとしても

「全然体調悪そうじゃないけど、本当に病気だったの?」

「何か顔がむくんでるけど、単に酒を飲みすぎただけじゃないの?」

こんなふうに思われるんじゃないだろうか・・

こうした取り越し苦労的な、勝手な悪い予測をどんどん積み重ねていくことで、職場へ復帰するということに対する恐怖心が更に大きくなっていきます。

仮病を使って仕事を休み、昼間からひとり部屋で酒を飲む。

自己嫌悪の気持ちや背徳感に心は完全に支配されています。

そして心の中にどんどん自分で恐怖をつくりあげていってしまう。

結果、自分自身で勝手につくりあげてしまったそうした恐怖によってがんじがらめになり、身動きが取れなくなってしまう。

まさにひとり相撲です。

そして今現在も、もし酒を止めていなければこの無限ループに陥っているのは確実です。

そうした意味では決して褒められた日々を現在過ごしているわけではないですが、以前の自分に比べれば、まだ少しは進歩があると思ってあげても良いのかも知れません。

酒に溺れていた20年以上の日々、仕事も続かず、色々な打開策も試みてはみましたが、全てうまくいきませんでした。

心の奥底では、「真の原因は酒ではないか・・」と薄々は感じながらも、「酒を断ち切る」という選択肢はなかった。

結果、上に書いたような地獄の無限ループを彷徨うことになった。

そして、断酒を決意し何とか今3年と少し継続出来ていますが、今この瞬間でも酒を口にしてしまったら最後、再度あの地獄に逆戻りです。

改めて肝に銘じていきたいと思います。

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酒に対する考え方・・

東京スカイツリー5

私自身も勿論そうですが、断酒を始めようとする人というのは、自分の酒の飲み方はどこか普通の人と違っておかしいのでは、このままでは自分は酒でダメになってしまうのでは、というような思いがきっかけになって、断酒を始めることが多いように思います。

酒を知った当初は、人生の潤滑油として、こんな素晴らしいものがあるのかと思った時期もありましたが、徐々に日々の生活が酒に蝕まれ始め、遂には完全に酒に支配された日々に陥る中で、何とかして今の地獄から抜け出すために、断酒に救いを求めるのだと思います。

但し、それまでの酒に溺れた生活から一転、酒を全く断ち切る生活には簡単に切り替えられるものではありません。

これは皆さんもよくご存じのことだと思います。

当時の私は、何とかして断酒を継続させるために、「酒に対する自身の考え方」を変えることは出来ないかと考え、その時にある一冊の本と出合いました。

それが、「禁酒セラピー」という本です。

当時、この本のことを記事にもしました。

断酒・禁酒にトライしようと思い立ったとき、事前に「本」等で関連の知識を得ておこうと思う方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身もそうでした。

昨年11月に初めて本格的な断酒にトライしようと決心した際には、amazonで「アルコール依存症」や「断酒」に関連する本にはどういったものがあるのかということを事前に調べました。

そこで目に止まったのがこの本です。

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

「禁酒セラピー」

断酒における一種のバイブルのような本で、このブログをご覧頂いている断酒中の方々の多くも、一度は読まれたことがあるのではないかと思います。

この本の中で自分自身が強く感銘を受けたポイントが大きく2箇所あります。

1つ目は冒頭の方で出てくる「ハエと食虫植物」の話です。

食虫植物というのは昆虫を食べてしまう植物のことです。

ウツボカズラ

上の写真は食虫植物の一種で「ウツボカズラ」という植物です。

何とも異様な形をしています。

この不気味な細長い袋の内側部分には甘い蜜が蓄えられており、その蜜の甘い匂いが周囲のハエを刺激します。

そして、その甘い蜜の匂いに誘われてやってきたハエは、水差しのような形をしたこの植物の内側のネバネバした蜜を夢中になって貪り(むさぼり)始めます。

食虫植物の入り口部分はハエが気づかないほど微妙な角度の滑り坂になっており、内側は下向きに生えた細かい毛で覆われています。

憐れなハエはご馳走のことで頭がいっぱいで、滑り坂の角度がどんどん急になることに気づかないまま、奥へ奥へと入っていくのです。

この説明を読んで、何かに似ていると感じませんか? 薬物依存の罠とそっくりだと思いませんか?

底には蜜で半分体が溶けかかった仲間の死体がたくさん見えます。

「だけど僕だけは、ああはならない。僕はまだコントロールを失っていないのだから、出たくなったら飛んで出ればいい」

-「禁酒セラピー」より-

酒浸りの生活に嵌まっていた当時の私は、「酒を飲んで酔っ払う」という「あまりにも手軽すぎる快感の代償」として、「真綿で首をゆっくりとゆっくりと締め続けられる」日々を余儀なくされてきました。

まさに、この「ウツボカズラ」の中で蜜を貪っているハエと全く同じ状況です。

ですが肝心の本人はというと、そういった危機的な状況に自分がいるということに全く気付いていません。

その理由はただ1つ、どん底まで落ちていくスピードがとてもとても遅いからです。

更にこの本では、普通に酒を楽しんでいる人達もまた、この植物の中にいるハエと同様だと言っています。

結局のところアルコール依存症であるかどうかに関わらず、酒という「毒」を恒常的に体に取り入れている時点で、程度の差こそあれ「甘い蜜に夢中になっている間に食虫植物の餌食となってしまっているハエ」と実態はなんら変わらないということです。

普通に飲む人とアルコール依存者の間に体質的な違いなどなく、お酒を飲む人はみんな、食虫植物の中のどこかにいる。

ただ、底までどれだけ距離が残っているかの違いだけなのです。

-「禁酒セラピー」より-

 

もう1つ感銘を受けた点は、今回のタイトルにもしていますが、「人間の体の偉大さ」について言及している部分です。

6時間の睡眠の後、体の疲れはすっかりとれ、エネルギーが体内にみなぎるのを感じる。

何の心配事もなく、新しい1日の始まりにわくわくする。

-「禁酒セラピー」より-

私自身、昨年11月に断酒を始めて以来、毎朝このことを強く実感しています。

断酒をされている方々の多くもまた、実際にこの感覚を毎朝味わってらっしゃるのではないでしょうか。

酒を飲んでいた当時の私は、「朝」というものが怖くて仕方ありませんでした。

前の晩にタラフク酒を楽しんだことの代償として、「辛い寝起き」、「二日酔いの頭」、「不快な胃もたれ」、「酒でむくみ切ってしまった顔」、「死人のような目付き」、「多量の酒を飲んでしまったことに対する罪悪感」、このような数々のハンディキャップを自分自身に課した状態で職場に向かっていました。

逆に言えば、これだけの「毒」を毎晩毎晩注入していながらも、私の体は何とか毎日活動が出来るくらいの余力は残っていたということです。

そして今現在はこうした「毒」を完全に体内からシャットアウトすることが出来ています。

朝一番から完全に体が機能するのも当然と言えば当然です。

昨日の記事でも書きましたが、このクソ暑い日が続く中、1日の仕事が終わって家に戻って来た時には、もう心身ともにヘバリ切ってしまっています。

ただそれでも6時間程の睡眠を取ることで、翌朝には完全にリセットされた自分に生まれ変わることが出来る。

改めて人間の体の偉大さを感じる毎日です。

最後に再び禁酒セラピーです。

お酒は体に悪いとわかっていても、「やめよう」と思ってやめると、かえって惨めな気分になってしまいます。

心にぽっかり穴が開いてしまって、死ぬまでその穴とともに生きなくてはならないと感じるのです。

お酒をやらない平凡な暮らしよりも、お酒を楽しみながら短く生きたほうがいいと開き直っていたのはこのためです。

その考え方が正しければ、今でも私はお酒を浴びるように飲んでいるはず、いや、その結果もう死んでいるかもしれません。

しかし、幸いにも、私の考え方は間違っていました。

お酒をやめてみて驚いたのは、飲んでいた時よりも自信に満ちた自尊心のある人間になれたこと。

毎日を溌剌とした気分で送れるようになりました。

そして何より、生きていて良かった!と思えるのです。

-「禁酒セラピー」より-

酒を「やめよう」とするのではなく、自然と「酒」という存在から距離を置きたくなる、そうした考えに導くことがこの本のひとつの目的だということのようです。

断酒を検討されている方で、まだこの本を読まれていない方は、一度読んでみるのも良いのではないかと思います。

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

  • 著者アレン・カー
  • 価格¥ 977(2018/07/17 22:31時点)
  • 出版日2011/12/23
  • 商品ランキング1,963位
  • 新書207ページ
  • ISBN-104845408880
  • ISBN-139784845408887
  • 出版社ロングセラーズ

 

断酒を始めてすぐの頃、居酒屋の前を通った際に、店内で楽しそうに酒を飲んでいる人々を見て、「自分はとうとう酒も楽しめない人間になってしまったんだ・・」と憂鬱な気持ちになったこともありました。

ただ、この本を読んだ後は、「酒を飲めない自分」ではなく、「もう酒を飲まなくてよい自分」というふうに考えられるようになり、少し気持ちが楽になったことを覚えています。

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あの頃を忘れない・・

浅草六区5

無事に断酒継続も3年を過ぎ、そのお陰で社会的にも3年前からは想像出来ないような状況にまで戻ってくることが出来ました。

仕事も無事続いていて、会社では一応役職まで貰えています。

私生活でも1年半ほど前に結婚をしました。

残念ながら子供は難しいかも知れませんが、まだ可能性もゼロではなさそうなので、「もし授かればラッキー」というような気持で努力はしています。

ローンではありますが、家も購入しました。

3年と少し前の断酒を始めた頃からは雲泥の差です。

ただひとつ言えるのは、3年前に断酒を始めていなければ、確実に今の自分はないということです。

ちょうど7年前に吉原のソープランドで働き時始めた頃は、手持ちの金は数十円しかありませんでした。

酒を止めることで、ここまで劇的に人生が変わるとは夢にも思いませんでした。

そして今、断酒も3年を超えると、何か酒を飲まない生活が段々と当たり前のことになってきて、酒浸りだった過去25年間を忘れてしまいそうになることがあります。

ただ、あのどん底の、最悪の、屈辱の、2度と思い出したくない日々を決して忘れてはいけないように思います。

あの頃の自分に決して戻らないためにも。

酒浸りだった最悪の頃のことを記事に書いたこともあります。

半年しか仕事が続かず、20もの職を転々としてきたこの20年を改めて振り返っています。

半年周期で仕事を辞める時のパターンは、ほぼ一緒です。

毎回毎回、バカの一つ覚えかのように同様のパターンを繰り返します。

昨日の記事では欠勤1日目の様子を書きました。

仕事へのモチベーションも失せ二日酔いが続き、とうとう仮病で会社を休んでしまった初日です。

仕事を休み昼過ぎに起きた後は、そのまま夜中までひとり酒を飲み続けます。

最悪な酒です。

仮病を使ったことによる気まずさ、後ろめたさ、そして自己嫌悪。

飲みすぎによる体調不良、二日酔い。

どうしようもない状況のまま、しかし次の日の朝がやってきてしまいます。

普段通り仕事に行くのであれば、もう起きないといけない時間です。

目は覚めています。

ですが、会社に行く気は毛頭ありません。

というか、行く勇気が既にありません。

一日休んだだけで、ここまでボロボロになってしまった自分を見せる勇気がないのです。

そして後ろめたさに潰されそうになりながらも、何とか会社に欠勤の連絡を入れます。

「すいません、今日も体調が戻らないので休ませて下さい・・」

「そう。お大事に・・」

受話器越しの冷めた声を耳にしながら、電話を切ります。

自己嫌悪、後ろめたさ、気まずさが一体となって、凄まじい勢いで全身を駆け巡ります。

それを紛らわすためにはどうするか。

至極簡単です。

答えはたった一つしかありません。

酒を飲むしかない。

前日と同じように、二度寝をして昼過ぎに起きた後は延々と酒を飲み続けます。

酒に酔っても気分は最悪です。

一体俺は何をやってるんだという自己嫌悪。

仮病を使ってズル休みをしているという背徳感。

何かに怯えるような、自信のかけらもない目付き。

深酒と寝過ぎで、むくみきってしまった顔。

あまりにも醜すぎで、もはや鏡で自分の顔を見る気にもなれません。

こうしてズル休み2日目も、酒を飲んでいるうちに、あっという間に過ぎ去ってしまいます。

ただ、もうこれ以上酒は飲めないほど酔っ払っているけれども、眠るのが怖くて布団に入れません。

「朝が来るのが怖すぎる・・」

「このまま酒に酔った状態が永遠に続いてくれないだろうか・・」

「明日の朝、俺は普通に起きて会社に行けるのだろうか・・」

「もし行けなかった場合、どうすればいいんだろうか・・」

何も答えが出ないまま、結局は酔いに負け、眠りにつきます。

そして無情にも朝がやってきます。

前日以上に二日酔いは酷く、顔は更にむくみきってしまっています。

当然会社に行けるはずもありません。

これで欠勤3日目です。

本当は風邪でもない、体調が悪い訳でもない。

あまりにもバツが悪すぎます。

そして、もし欠勤3日目の連絡をした際に電話越しに上司がどんな冷たい反応をするか、それを考えてだけでも恐怖に支配され、電話が出来ません。

電話が出来ないなら、ではどうするか・・・

ここからも毎度毎度のお決まりのパターンです。

会社に連絡をすることなく、携帯の電源を切ってしまいます。

欠勤3日目にして、とうとう無断欠勤です。

そして、そのまま布団に潜り込みます。

現実逃避の成れの果てです。

連絡をしないことで職場の人達がどれだけ心配するかなど、全く頭にありません。

とにかく自分が傷つきたくないだけです。

自分のみっともない姿を晒したくないだけです。

電話連絡がつかないとなると、当然職場も心配になる訳ですから、上司が自宅まで訪ねてきことも何度もあります。

その時も居留守を使って、決して顔を出すことはありません。

本当に最低のクズで、どうしようもない最悪の人間です。

実際にこうして無断欠勤をしてしまうと、その後職場に復帰出来たことは一度もありません。

新しい職場で人と知り合い、表面上は当たり障りのない関係を築く。

しかし半年後には一方的に職場を放棄し、結果そこでの人間関係も全て消え失せる。

これまでの20年間はこの繰り返しでした。

こうして人脈は全て無くなりました。

すべて自業自得です・・

今でも、この頃のことを思い出すことはたまにあります。

たとえこの先断酒が何年続いたとしても、一口でも酒を口に入れた瞬間に、当時の自分に逆戻りしてしまう。

そして今の仕事も私生活も全て失ってしまう。

そうした恐怖心は常にあります。

その思いが、今も断酒を続けさせてくれているのだと思います。

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自尊心を保つこと・・

明日のジョー

先日の記事にて、「自尊心を保つこと」について、少し触れました。

酒に溺れた過去の日々の中で、私自身、自尊心を保つことに長年苦労してきました。

その頃に出会った本が「うまくいっている人の考え方」という本です。

この本について書いた過去の記事がこちらです。

またまた前回記事(自尊心の重要性。自分に自信を持てるか、自分のことを信じてあげられるか、自分を大切に扱ってあげられるか。)からの続きとなります。

自尊心の大切さについては、これまで何度も記事にしてきました。

自分自身も深く認識しているつもりではいます。

一方で「充分に自尊心を持つことが出来ないでいる自分」についても自覚しています。

そうした中、一冊の本に出会いました。

今から約三ヶ月ほど前、主に自己啓発系の本とビジネス書を中心に本を読みまくっていた時期のことです。

その中で最も自分の心を、強烈に捉えた本がありました。

「うまくいっている人の考え方 完全版」

うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)

1999年に刊行された本です。

その当時もかなり話題にはなった本だと思います。

この表紙のイラストの何ともいえない感じが特徴的でした。

当時私も購入して読んだ記憶があります。

読んでみて有益だったことは何となく憶えていましたが、実際の内容は殆ど忘れていたので、良い機会だと思い、今回改めて購入しました。

読後の感想。

想像していた以上に相当、相当良かったです!!

十年以上前に読んだ本ですので、やはり細かい内容は殆ど忘れていて、おかげで新鮮に読み進めることが出来ました。

まさに全編が「自尊心を取り戻すために」ということ一点に絞られて書かれていると言っても過言ではありません。

「ミスをした自分を許す」

「自分の長所にだけ目を向ける」

「自分は幸せになれると信じる」

「自分の考えを大切にする」

等々、

自尊心を持てるようになるための考え方が随所にちりばめられています。

私はこの本に書かれている中で重要だと思った部分を50箇所程度、スマホのメモ帳に書き留めて、二ヶ月間ほど通勤の電車の中で毎日読み返していました。

まさに擦り込み、自己洗脳です。

そうした甲斐もあり、少しずつですが、自分に対する自信というものも芽生えつつあるのかも知れません。

そしてここでも酒を止めた効果が大きいことは否定できません。

そもそも酒を止めて夜に時間が大幅に自由な時間が出来たことで、読書をすることになったという経緯があります。

それまでここ数年、小説以外ではまともに本を読んだことすらありませんでした。

この本と十年以上振りに出会えたのも、酒を止めたお陰です。

どんな本が自分にとって心のど真ん中に響くか。

その条件は二つあると思っています。

一つ目は本の内容が自分にとってまさに求めていたものであること。

もう一つが自分がまさに求めていたタイミングでその本と出逢えるということ。

この二つの条件が、完全にはまった時、、その本の効果が自分にとって最大化すると思います。

私にとっては、まさにこの二つの条件が揃った状態で、この本と再開することが出来ました。

「自尊心とは何か」

「それは自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ちのことである」

「自尊心は人生のほとんどすべての局面に大きな影響を与える」

「人間関係、自信の度合い、職業の選択、幸福、心の平和、成功。これらはすべて自尊心と密接な関係がある」

「自尊心を持つ」、「幼少期に失われた自尊心を取り戻す」という一点だけに徹底してフォーカスした本としては、これ以上に素晴らしい本はないのではないかと思います。

もし私と同じように自尊心について悩まれている方がいらっしゃれば、是非一度読んでみることを本当に、本当にお勧めします。

うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)

うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)

  • 著者ジェリー・ミンチントン
  • 価格¥ 697(2018/07/10 20:07時点)
  • 出版日2013/04/27
  • 商品ランキング5,672位
  • 新書240ページ
  • ISBN-104799313282
  • ISBN-139784799313282
  • 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン

上にも書いていますが、自分のストライクゾーンの内容の本に、まさに自分の求めていたタイミングで出会うことが出来たとき、その本は読んだ人の人生を劇的に変えるほどのインパクトを与え得るのだと思います。

少なくとも私にとっては、この本がこれまでの3年間の断酒を強く後押ししてくれているのは間違いありません。

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