今日までブログを続けてきて思うこと・・(6)「心機一転」することの是非。

山谷のドヤ

「今日までブログを続けてきて思うこと」

久々にこのテーマで書いていきたいと思います。

なお以前のシリーズの一覧はこちらからご覧頂けます。

(「 ブログを続けて 」 一覧)

今年の2月の中頃にスタートしたこのブログも、皆さんのお陰でもう少しで5ヵ月目を迎えようとしています。

この間を振り返ってみると、ブログを始めたことで多くのプラスの効果が自分自身にあったように感じています。

今日はそうした「プラスの効果」の1つとして

「過去の自分を客観的に見つめ直し、それを現在の自分に活かす」

ということについて考えてみたいと思います。

と、その前に。

タイトルにもありますが、「心機一転」という言葉について。

これまでの40数年の私の人生において、何度この「心機一転」という言葉を使ってきたかわかりません。

正直数え切れないくらいです。

酒に溺れる日々の中、仕事も長く続かない。

仕事を辞めて無職になると、それまで以上に酒浸りの日々に突入。

手持ちの金も使い果たし、今日の晩飯にも困るような状態になって初めて、ようやく重い腰を上げて仕事探しを始める。

そして日払いで金の貰える仕事を何とか見つけてきます。

ここで、強く心に思います。

「心機一転、頑張ろう」

「今度こそ、この職場で心機一転、頑張ろう」

「暫くの期間ここで頑張れば、少し金にも余裕が出てくる。そうすればもっと良い条件の仕事を探すことも出来る。それまで心機一転、頑張っていこう」

こうした思いを強く持って、新しい職場での日々がスタートします。

ですが毎回毎回「酒」という存在がアダとなり、半年ほどでまた「無職」の状態に戻ってしまいます。

そして手元に残った僅かな金が続く限り、再び「酒浸りの日々」に突入です。

延々とこの無限ループを繰り返してきた20年間でした。

このように新しい職場での日々が始まる都度、「心機一転」をしてきた訳です。

謂わば「心機一転に関しては一日の長」があると言えるのかも知れません。

「心機一転」のもともとの意味・・

「心機一転とはある動機をきっかけとして、すっかり気持ちがよい方向にかわること(goo辞書)」

とあります。

私自身も、これまで幾度となくこうした「心機一転」の機会を経験してきたことによって、ある意味本当に

「自分を洗脳する」というか、

「自分は本当に心機一転、生まれ変わったんだ」というか、

「過去の自分と現在の自分とは全く違うんだ」といったような気持ちを

無理なく自然に持つことが出来るようになりました。

このようなことは前回の半年間の断酒期間中にも多分に見受けられました。

いわば「断酒のハネムーン期」の頃のことです。

「酒を止められている自分に対する凄まじいほどの自負心」

「今の自分ならどんな困難にでも立ち向かえるという全能感」

「過去20年に渡り酒によってボロボロにさせられた自分から、完全に生まれ変わったという強烈な意識」

こうした考えに完全に染まっていました。

そして更には

「本当に自分にそうした汚らわしい過去があったのか」

「今の自分こそが本来の、本当の自分の真の姿だ」

「これからの自分の先には輝かしい未来しか見えない」

といった気分に支配されるようになります。

確かにこうしたある種の「思い込み」、「根拠のない100%の自信」というものも必要な部分はあるとは思います。

ですが、これが度を越してしまうと「思い上がり」や「慢心」につながり、挙句の果てにはちょっとした困難につまずいただけで自分を見失ってしまい、更には再び酒浸りの日々に戻ってしまった際の反動も相当に酷いものとなってしまいます。

こうしたことを考えた時に、今こうしてブログを書いているということが「これまでの自分と今現在の自分」というものを客観的に評価する上で非常にプラスに働いているように思います。

私自身の今の状況を踏まえて考えてみます。

新しい職場に入ってからもう少しで1ヵ月を迎えようとしています。

これまでの自分であれば、まさに「新しい職場でのハネムーン期」を満喫している頃だと思います。

そして「今の自分こそが100%本来の自分である」という意識に完全に支配されているでしょう。

ですが、このブログで1ヵ月ほど前の記事を見れば、そこには全く別人の自分がいることに改めて気付かされます。

例えばこの記事です。

(断酒再開から2週間が経過。前回とのあまりにも大きすぎる違いとは・・)

半年間の断酒からスリップしてしまい、何とか薬を使うことで断酒再挑戦を始めた頃の記事です。

断酒は何とか継続出来てはいるものの、前職の辞め方を引きずったまま新しい職探しにも全く身が入っておらず、悶々とした気分の中、ただ無為に過ぎていく日々が綴られています。

1ヵ月ほど前にはこうした自分が確かにいたということは紛れもない事実です。

それが新しい職場で慌しい日々を過ごす中で、「まるで過去から今現在に至るまで、ずっとこうした自分を貫いてきた」というような感覚に陥りそうな時があります。

ですが、残念ながらそうした感覚は決して「事実」に基づいたものではありません。

単なる「錯覚」に過ぎないということです。

自分を100%信じきって、何事も前向きに取り組むという姿勢も当然必要ではありますが、一方で現実を直視するということも同じくらいに重要なことです。

こうしてブログを続けることで、自分自身を客観的に捉える機会が増え、その分地道に現在の自分から一歩一歩前に進んでいけるようになっているのではないかと思っています。

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今日までブログを続けてきて思うこと・・(6)「心機一転」することの是非。” への2件のコメント

  1. ブログを続けることでよい傾向が、たとえそれが発見や気づきだったとしても一つでもあれば、続ける意味は、あると思いますよ。読み続けて、断酒も仕事も順調というのは、やっぱりプラスになって来てるなと、読んでてわかります。

    • めたぼ侍さん。
      いつも有難うございます。
      お陰様で、何とかやってます。
      あまり調子に乗りすぎないよう、地道にやっていこうと思ってます。

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