人生と浅草と

浅草在住。アルコール依存症。再度、断酒に挑みます。

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今日までブログを続けてきて思うこと・・(3)

      2015/07/04

炎のオブジェ

今回も昨日投稿したこちらの記事からの続きとなります。

(今日までブログを続けてきて思うこと・・(2))

続きとは言いながらも、今日は少し話題を変えたいと思います。

皆さんは自分自身をどのような人間だと思っていますか?

自分は良い人だと思っているでしょうか?

のっけから意味不明の質問でスイマセン・・

私は自分自身が相当にイヤな奴だと思っています。

それも「良い人の仮面を被っているから尚更たちが悪い」、そのようにさえ思っています。

自分を客観視するのが非常に難しいということは、これまでに何度か記事にしてきました。

ただ「自分が良い人でない」ということは客観的に判断するまでも無く、もう厳然たる事実としてそこにあると思っています。

私の思う「良い人」というのは、何というか「根から人の良さがにじみ出てる」というか、「裏表が全くない人」というか、そういう人だと思っています。

自分とは真逆のタイプです。

自分は裏表ありまくりで、相当な二重人格でもあります。

ただその一方で、周りの人から「良い人そうですね」と言われることは昔から本当によくありました。

そう言われても全く嬉しくはありません。

逆に内心で後ろめたく感じていました。

「また人を欺いてしまったか・・」というふうに。

偽りの自分を他人に見せて、その結果「良い人ですね」と言われるということ。

今思えば、子供の頃からそういったところがあったように思います。

人と接する上で私が一番大事にしていること、私の最も優先する事項。

それはただひたすら「人に嫌われたくない」ということ、そして目立つことをして「変に思われたくない」、そのために「極力波風を立てずに生きる」ということです。

以前「嫌われる勇気」という本を紹介する記事を書いたこともありましたが、実際の私の行動は恥ずかしながらその本の内容とは全くかけ離れているというのが実情です。

ちなみに、その時の記事はこちらです。

(嫌われる勇気。自分を「不幸な状況」に陥らせ続けることで「親への復讐」を果たす。結果、自分自身が一番損をする。)

実は半年間の断酒期間には、こうした私の性向もだいぶ良い方向に変わってきているのではと勝手に思い込んでいる時期もありました。

しかし4月に入った新しい職場で、そうした私の駄目な部分というか、負い目を感じる性格というか、そういったところが以前と全く変わっていないことに改めて気付かされました。

その瞬間、急激に無力感が全身を襲い、これが結果的に半年間の断酒からスリップしてしまう直接の引き金となりました。

私のそうした人との付き合い方の基準、「極力波風を立てずに生きていこうとする行動基準」というのは特に30代以降に顕著になってきたような気がします。

酒に溺れる日々の中、仕事もロクに続かない、そして徐々に人間関係も希薄になっていく。

当然異性との付き合いなどもなく、親しい友人関係も崩壊。

そういった状況の中、職場での当たり障りのない人間関係だけが「人と接する場」となり、表面上を取り繕いながらその関係を細々と続けていくというのが、至極当たり前のことになっていきました。

人に本音を言うことなど、有り得ない。

相手にとって耳障りの良い言葉だけを並べ立て、そして上辺だけを取り繕い、自分の本当の感情というものは決して表に出さない。

10年以上もそういう風に振舞っていると、いつの間にかそういう自分が本来の自分であるかのように、自分自身も錯覚してしまっているところもあるようです。

自分自身でも錯覚してしまうくらいなのですから、周りの人からすると尚更です。

普通に見た印象通りで特に深く詮索することもなく、私のことを「穏やかそうな良い人ですね」というふうに判断してしまうのはある意味当然のことなのかも知れません。

ただ、これは全て本当の自分を隠したことの結果に過ぎないので、そう言われても自分自身は決して嬉しい気持ちになることはありません。

良い人の仮面をずっと被ってきた人生。