人生のターニングポイント。節目節目で、国道四号の入谷交差点で交錯する人生。今後の10年を考えてみる。

ターニングポイント。

誰もが過去を振り返ってみたとき、人生の岐路と呼ばれるような重要な決断を迫られるタイミングというものがあると思います。

一般的には、それは大学受験であったり、就職であったり、結婚であったりするのでしょう。

私にも当然そのような岐路が、これまでに何度かありました。

こうしたことを考えるとき、私にはいつも頭に浮かぶ光景があります。

それは国道4号(昭和通り)と言問通りが交差する台東区入谷の交差点です。入谷交差点大学を出て新入社員の頃、埼玉にある会社の寮から都内まで車で出る際は、この国道4号をよく使っていました。

当時は土日に休日出勤をすることもあり、その際も寮と会社の往復に、この4号を使っていました。

まだ若くて夢や希望に満ち溢れていた頃です。

ただ今思えば、アルコール依存症の影が背後からヒタヒタと迫っては来ていました。

酒を飲まずにいられない自分。酒というものをコントロール出来なくなりつつある自分。

そうした自分に対して徐々に不信感を抱きつつ、また

将来に対する漠然とした不安。

向上心・野心の裏返しでもある「俺はこのままでいいのか」といった思い、焦り。

こうした色々な葛藤を持ちながら日々生活していたように思います。

それから約20年の時がたちました。

入谷交差点は、当たり前ですが今も何も変わることなく、そこにあります。

当時はまさか20年後に、この交差点をソープランドの店員として、お客の送迎のために一日に何度も車で往復することになるとは夢にも思いませんでした。

ただ、そうした色々な経験を経た今となって、当時のことを振り返ると思うことがあります。

「結果をすぐに求めすぎない」

「あまり焦らずに、もう少し長い目で人生を捉える方が良い」

ということです。

これからの10年についても同じことが言えるんだと思います。

10年後は私も53歳。

53歳の私が、今43歳の自分に何か言ってやれるとしたら。

「40歳を過ぎて色々と焦る気持ちもわかるが、あまり生き急ぎ過ぎないように」

10年というの過ぎてしまえば確かにあっという間ですが、そうは言っても、やはりそこそこ長い年月です。

10年後。

その時に何をしていて、どうなっているのかというのは、想像もつきませんが、その時にまたこの交差点に立ってみたいと思います。

自己実現を充分果たして、この10年は本当に良い10年だったと言えるようになっていたいと思います。