自分を客観視することの難しさ。テニスで人のプレイしている姿は、どうして上手く見えないのか。

文章を「読む」のと「書く」のとでは大違い。

これと同様に、「見る」ということと「やる」ということの間にも、そこには雲泥の差があると思います。

私は趣味でテニスをやるのですが、これもまた見るのとやるのとでは大違いであることを本当に実感します。

多分自分のプレイ姿を動画などで撮影し、それを実際に見てみると愕然とするんでしょうね。怖くてやったことはありませんが。。

以前面白い経験をしたことがあります。

私が友人と二人でテニスをしていた時のことです。

その時、隣のコートでも別の少し高齢な方々がテニスをしていました。

そして、何となくの成り行きで、一緒に二つのコートで合流してテニスをやることになりました。

私と一緒にやっていた友人の実力はと言うと、中上級程度の実力者。

一方私は社会人からテニスを始め、テニス歴も当時2~3年程度の中級の一歩手前程度の駆け出しでした。

私達二人と隣のコートのおじさん一人で三人で一緒に練習をすることになりました。

そのおじさんの実力はというと、正直私の目から見ると、自分より少しレベルが下くらいかなという印象でした。

いざ三人で練習を始めてみると、そのおじさんがしきりに私にコーチをしてくるようになりました。

しばらくすると、さすがに私も気づきました。

「そうか、このおじさんは私のほうがレベルが低いので教えてあげようとしてくれてるんだな」と。

当然レベルの高い私の友人には指導などは一切しません。

で、その日練習が終わって考えたんですが、おそらく自分の方の見方が間違っていたのかなと思い直しました。

おそらく客観的に見たら自分より、そのおじさんの方が(まあそれほど大きなレベルの差はなかったのでしょうが)、実力は上だった。それで指導してくれた。

ただ、おじさんの目からは私が格段に格下だと感じていたのだと思います。

二人のテニスプレイヤーがいたとして、客観的にどちらがテニスが上手いかという判断をするとしたら、それは誰がやってもほぼ同じ意見となるはずです。

でも、そこに自分が介在すると一気に難しくなる。

それくらい自分を客観視するというのは難しいということなのでしょう。