自尊心の大切さ。幼少期に自尊心を充分に育む機会を与えられなった子供達。どうやって自分を好きになればいいのか。

私は子供を持ったことはありません。

ただ自分の両親をはじめ、世間一般的な親の姿を見ていて思うことがあります。

それは親というものは、自分自身が子供の頃に与えられなかったがために苦労したものを、自分の子供に対して最優先に与えてやろうとするということです。

私の両親の場合、それは学歴でした。

戦時中に生まれた両親にとって、満足な学校教育を受けることは難しい環境であり、結果として勤め人ではなく自営の道を選びました。

ただ両親はこのように考えた事があるに違いありません。

「もし裕福な家庭に育って充分な教育を受ける機会があれば、自分達はそれ相応の大学にも入り、良い会社に就職して、もっと満たされた人生となったのではないか」

また自分達が学歴がないことで味わった苦労を子供達にはさせたくないという思いも強かったように思います。

そうした中、私は両親の期待を一身に背負い、中学時代から部活にも入らず塾に通い詰め、高校を卒業するまで受験漬けの日々を送ることになりました。
そして大学にも無事合格し、卒業後は世間一般的には優良な企業に就職することが出来ました。

ただ皆さんご承知の通り、大学を卒業し、良い企業に就職できたからといって、その後の人生が安泰なわけでは全くありません。

私の場合は酒という大きな問題を抱えていたことに加えて女、ギャンブル、借金等々、ひたすら自爆の道を突き進み、結果今に至ります。

そして再び無職の危機に怯えながら転職活動を行い、何とか次の就職先が見つかったというような状況です。

ただこうした状況ではありますが、私は心に決めています。

これから将来、必ず子供を持ちます。今は彼女すらいませんが、必ず子供を持ちます。

そして実際に私が初めて子供を持った時のことを想像してみます。

おそらく私も世間一般の親と同じように、自分が充分に与えてもらえなかったがために苦労したものを自分の子供には最優先に与えようとすると思います。

私の場合、それは自尊心です。

私は自尊心を育てる機会を充分に与えてもらえなかったと思っています。

子供に対する親の期待が大きければ大きいほど、子供は苦しみます。

最初のうちは子供は親の大きな期待に応えようと頑張る。ただ頑張ったからといって毎回満足のいく結果が出る訳ではない。

そして期待に届かなった際の親の軽い失望に子供は敏感に気付き、常に期待に応えなければならないという状況に徐々に疲れ始める。

親は期待が大きいからこそ、子供の欠点・短所ばかりが目についてしまう。本当はそれ以上に多くの長所があるにも関わらず。

欠点・短所ばかりを指摘され、そこを改善するように言われ続けるうちに、子供は自分自身を好きではなくなり、価値のない人間だと思い始める。

つまり自尊心を持てなくなってしまう。

子供も持ったことのない人間が偉そうに書いてしまいました。
私は両親に対して、ここまで育ててもらって本当に感謝しています。
ただ、そのこととは別に、ここで書いたことは本心で思っていることです。
両親に面と向かって言うことではないですが、心に嘘はつけないので。

とにかく今の自分に出来ることは、まずは新しい仕事をしっかりと頑張って、金を蓄えて、良い彼女を見つけて、そして子供をつくると。

まだまだ先は長いですが、一歩一歩頑張っていきたいと思います。

自尊心の大切さ。幼少期に自尊心を充分に育む機会を与えられなった子供達。どうやって自分を好きになればいいのか。” への1件のコメント

  1. とてもよく分かります。いつも叱られてばかりいて、ごめんなさい、ごめんなさいって思いながら育ってきました。それがある日ぷつりと切れて、親と向き合うことができなくなりました。私は子どもを持つことが少し怖くもあります。同じ思いをさせたくないけど、連鎖するといいますので。。

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