「吉原ソープ物語 4」アイドルや有名スポーツ選手よりも、路上で寝ているホームレスの方が、夢・希望を与えてくれる!!

今日も前回記事(「吉原ソープ物語 3」日給7,000円のうち、仕事終わりに貰えるのは、たったの2,000円・・・ 会社に搾取される日々。貧困ビジネスの餌食に・・・)からの続きとなります。

当初は人夫時代の話はさらっと終わらせようと思っていたのですが、実際に書き始めていくと、どうしても当時のことが色々と思い出され、「あれも書いておこう、これも書いておこう」となってしまいます。また自分自身に文章を簡潔にまとめる力が不足していることもあって、さらに文章が長くなっているんだと思います。

ただ、この人夫の世界も今思えばなかなかに特殊な世界だったなあと思うことが多々あります。皆さんも普段とは違う最底辺の生活を垣間見ることで、今の幸せを噛み締めてもらえればなあと思います。

と、ここまで書きながら、ふと前々から思っていたことが頭に浮かびました。

それは人に夢や希望を与える存在とは何かということです。

世間一般的にはアイドル歌手やプロ野球選手、サッカー選手などがそういう存在なのかも知れません。

確かにそういった面はあるでしょう。特に子供達は自分も頑張って将来は彼らのようになるんだと。

でも今40を過ぎた年齢になった私自身の立場で言わせてもらえば、正直言って、そういう人達を見ても夢や希望を持ったりはしません。(そうは言いながらも、山本昌投手や三浦カズ選手のように自分より年上だけどまだ現役の舞台でガチンコで闘っている方々を見ると、自分も頑張ろうという気持ちになったりもします。なんか支離滅裂でスイマセン・・)

よくTV番組でもあるじゃないですか。

例えばNHKの「プロフェッショナル-仕事の流儀」という番組。

海外の舞台で闘う商社マンにスポットを当て、彼が壮大なプロジェクトに全力で立ち向かうという回があったとします。

途中で幾多の試練に遭遇し、何度も挫折しそうになる。もう駄目だと何度もあきらめそうになる。

しかし結果的には、それらを全て乗り越え、執念でプロジェクトを成功させる。

そして最後にあのスガシカオの主題歌が流れる訳です。

そりゃあカッコ良く見えるに決まってるじゃないですか!

しかし私がその番組を見ていたとして、実際にどのように思うか・・・

その姿を見て、「よし俺も負けないよう頑張ろう」と本当に思えるか。

正直自信がありません。

というのは、そのカッコ良く映る主人公と比較して、自分というものが、あまりにもちっぽけで、どうしようもない存在に見えて仕方が無いと思うに違いないからです。

ここから先は、悪趣味な考え方かも知れないので反論もあるかと思いますが、敢えて言います。

私にとってはTVの中のアイドルやスポーツ選手などよりも、浅草の路上に佇むホームレスの方が夢・希望を与えてくれます。

正確には「夢・希望」とは少しずれるのかも知れませんが、「彼らに比べたら、自分はまだ恵まれている」、「彼らのようにならないように自分は頑張っていかないといけない」というふうに心底思います。

少なくとも手の届かないスター達と自分を比較して、無為な気分になったりするようなことはありません。

私はこれまでのどうしようもない人生を、このブログでは正直に綴っていきたいと思っています。

このブログが皆さんにとって何か有益なものとなっているかどうかは正直わかりません。

ただ少なくともこれを読んだ方々は、「こういう人生にはしちゃいけない」、「この人の酷い人生に比べれば自分はまだマシだ」というふうに少しでも気分が軽くなってくれたら幸いだなあと思います。

すいません、結局今回は人夫時代の話さえ出来ませんでした。

また次回に続きます。